国内乗用車カテゴリーの新車販売台数ランキングをお伝えします。
2019年10月の消費税の増税の影響が冷めないうちに襲ってきた、新型コロナウイルスの猛威。上半期はメーカー各社の製造縮小と消費マインドの冷え込み。
ただ、メーカー各社の経営努力のおかげで、6月は新車販売にも明るい兆しが見えてきました。
乗り換え、購入の参考にしてみてはいかがでしょうか?
それでは、ランキングを発表していきます。
目次
ランキング1~10位
1 位 トヨタ ライズ
販売台数58,492台 前年比:2019年11月販売のため無
トヨタ最小のコンパクトSUVが堂々の上半期1位を獲得!
高齢化、晩婚化、少子化、などいろいろな要因がありますが、近年のSUVブームがコンパクト部門に影響が出ていますね。
燃費押しだけでは、ユーザーは物足りないのでしょう。
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2位 トヨタ カローラ
販売台数57,235台 前年比: 119.6%
2019年9月の新型発売以降、増税後も1月まで勢いよく販売を伸ばしていました。
セダンとツーリング共に伸ばしているようです。
これまでのカローラとは大きく異なる、デザイン性の高さが人気のようですね!
3位 ホンダ フィット
販売台数50,029台 前年比:111.0%
今年2月にフルモデルチェンジしたフィットがトヨタのトップ3独占を阻みました。
コロナの影響下、4月以降も前年対比でプラスで伸ばしています。
消費マインドが下がる環境下で、フルモデルチェンジは、大きな起爆剤。
2020年下期以降も意欲的な発表を期待したいですね!
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4位 トヨタ ヤリス
販売台数48,129台 前年比:2020年2月販売のため無
フィットと同じく、2月に発売したトヨタの新型車です。
プロモーションのかけ方から見ても、トヨタの力の入れようが伺えます。
現在4位ですが、7月、8月ともに単月1位を獲得していますから、
下期はさらに販売台数を伸ばすでしょう。
GRヤリス、ヤリスクロスとぞくぞく発表し、トヨタの起爆剤となるでしょう。
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5位 日産 ノート
販売台数41,707台 前年比:60.8%
非常に厳しい状況と言えるでしょう。
e-powerが主力ですが、ノートだけでは販売を伸ばすのに限界が来ています。
一刻も早く新型車の投入が待たれます。
EV技術、自動運転技術では優れているので復活がまたれます。
日産のエンブレムも刷新され、今後の巻き返しに期待ですね。
6位 トヨタ シエンタ
販売台数40,194台 前年比:78.9%
粘り強い人気です。現行モデルは2015年7月販売ですから息の長いモデルとなりました。
大きすぎず、使い勝手がいいという方が多いのでしょう。
日本の街にあったサイズのスライドワゴンですね。
7位 ホンダ フリード
販売台数38,844台 前年比:85.3%
トヨタシエンタと需要を2分するフリード。
2016年9月モデルチェンジからも順調に販売されています。
今後もこのカテゴリーに日産、スズキが新型車投入すると面白いですね。
8位 トヨタ ルーミー
販売台数37,622台 前年比:82.6%
ダイハツから供給されるルーミーがライズと共にトップ10に入っています!
しかも姉妹車のタンク(ネッツ店系列)と合わせれば堂々1位になる販売台数です。
もともとはスズキのソリオが独占のコンパクトスライドでしたが。。。
トヨタ販売網の力が圧倒的ですね。
9位 トヨタ プリウス
販売台数36,630台 前年比:52.1%
マイナーチェンジ後息を吹き返していましたが、トップ30の中でもっとも前年対比で数字を落としています。
自社銘柄でカローラの存在が多きですね。
また前モデルから全長、全幅ともサイズアップしたことで、30系からの乗り換えが他車に流れているように思います。
世界戦略も考え、仕方ない面でもありますね。
10位 トヨタ アルファード
販売台数36,597台 前年比:103.8%
2020年のビッグマイナーと5月以降の販売チャネル統合の影響はあるでしょうね!
特に、アルファードが販売できなかった、カローラ店、トヨタ店は鼻息あらいでしょう。
ネッツ店もヴェルファイアより人気が圧倒的なアルファードが販売できることは大きい。
高単価車種でランキング10位ですから、業績に対するインパクトが大きい車種ですね。
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ランキング11位~20位
11位 日産 セレナ
販売台数35,599台 前年比:66.3%
日産の旗艦車種であるセレナ。
ライバル車を抑え、同じサイズのミニバンの中ではトップを維持。
プロパイロット技術の浸透にはもう少し時間が掛かりそうだが、
ドライブを楽にしていくれる優れもの。
自動運転レベル3に向けて、頑張って欲しい!
12位 トヨタ アクア
販売台数34,581台 前年比:57.3%
ヤリスの登場もあり、いよいよモデル末期。
2011年の震災による東北復興のシンボルとして長い人気を得てきたが、
乗り換え需要が来ている今、モデルチェンジが待ち遠しい。
13位 トヨタ ヴォクシー
販売台数33,818台 前年比:70.7%
セレナに一歩及ばずではあるが、姉妹車のノアと比べると
圧倒的な実力が見てとれる。
ファミリー層に根強い人気。
チャネル統合により、どのように車種統合していくか、注目の一台!
14位 トヨタ タンク
販売台数28,458台 前年比:76.4%
ネッツ店で販売されていたタンクだが、兄弟車のルーミーに販売台数で大きく水をあけられ、
2020年9月に廃止されることとなった。
個人的には、ルーミーよりタンクの方が、トヨタらしいフロントマスクだと思うのだが。。。
15位 トヨタ RAV4
販売台数27,215台 前年比:153.1%
初代からモデルチェンジの度にボディーサイズが大きくなるRAV4。
世界的なSUV人気に合わせた商品コンセプトなのだろう。
プラグインの生産で出遅れているため、来年以降巻き返してほしい。
2021年以降は、プラグインハイブリッドがシェアを伸ばすだろう。
政府の政策にも注目してみよう。
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16位 トヨタ ノア
販売台数20,647台 前年比:70.8%
トヨタのモデル統合の判断が難しいカテゴリー。
当初はノアにモデル統合すると言われていたが、ヴォクシーが販売台数で上回るため今後もこのままの体制が続きそうだ。
17位 スズキ ソリオ
販売台数19,464台 前年比:78.6%
ようやくスズキの登場だ!とは言え、17位は大健闘と言える。
ここまで上位はトヨタ12車種、ホンダ2車種、日産2車種であり、他のメーカーは付け入るスキがない。
軽自動車が主力のスズキが4番目に登場していることから、スズキの小型車販売への意欲が見て取れる。
ソリオは非常に使いやすく、燃費性のが高いため根強い人気!
18位 スバル インプレッサ
販売台数19,381台 前年比:79.3%
カローラと同様にセダンとツーリングが設定されている。
WRCラリーで絶大な人気を出し、今でもファンが多い。
スバリストというコアなファンの数で言えば圧倒的だろう。
ファンがブランドを形成する名車。
19位 トヨタ C-HR
販売台数18,389台 前年比:57.1%
2016年12月に登場したCーHR。
より大きくなったRAV4とコンパクトのライズ登場により、需要が分散した格好だ。
トヨタのSUVの充実ラインナップにより、台数こそ減少しているが人気は根強く中古車も相場も安定している。
20位 ホンダ ヴェゼル
販売台数18,090台 前年比:54.1%
2013年12月発売からもうすぐ7年が経つ。そろそろ乗り換え需要が発生している時期だけに、
モデルチェンジが期待される。ホンダディーラーとしては、ヴェゼルの販売活性化が必須だろう。
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ランキング21位~30位
21位 ダイハツ ロッキー
販売台数17,455台 前年比:2019年11月販売のため無し
トヨタのライズの陰で、ダイハツ小型車も好調だ。
ダイハツの小型車は長らく不人気でリセールバリューも悪かったが、トールの販売から風向きが変わった。
このロッキーの順位は、販売網の差を考えれば優秀な結果と言える。
22位 ホンダ ステップワゴン
販売台数17,271台 前年比:59.0%
エスクァイアを辛うじてかわしたが、ミニバン先駆者のステップワゴンの終焉か?
わくわくゲートが好みを分けてしまっている。
今では、わくわくゲート非装着オプションを設定しているが、巻き返しは難しい状況。
23位 トヨタ エスクァイア
販売台数16,095台 前年比:72.2%
ヴォクシー、ノアと比べブランドの認知が今一つなのだろう。
しかし、同タイプで3ブランドあるのは、他メーカーに顧客が流出しにくいとも言える。
ご近所や友人でノア、ヴォクシーがあっても、クルマがかぶらないのは嬉しいですね!
24位 マツダ CX-30
販売台数15,937台 前年比:2019年10月販売のため無し
世界的なEV、プラグインハイブリッドへの流れの中、ディーゼルエンジンを販売し続けるマツダ。
クルマ作りは細部までこだわるが、グレード設定が多くどれがいいのか悩ましい。
もうすぐ発売から一年が経つが、真価を問われる2年目となるだろう。
25位 トヨタ パッソ
販売台数15,711台 前年比:67.7%
軽自動車がない(一部OEM有)トヨタにとって、最も小さい車がパッソ。
かっこいい、スタイリッシュなデザインが多いトヨタの中で、
かわいらしさを前面に出したパッソは貴重な存在。
26位 マツダ MAZDA2
販売台数14,825台 前年比:20109年9月販売のため無し
デミオからMAZDA2へと名前を変更し、ブランドの統一イメージを強化した。
2019年9月発売でこの順位が不思議に感じるくらい、仕上がっている車だ。
サイズの小さなカテゴリではディーゼルの優位性が発揮されにくいため、
ディーゼルのマツダというブランドイメージからの展開が必要かもしれない。
27位 スズキ スイフト
販売台数14,137台 前年比:74.4%
2017年モデルチェンジで売れ行きに一服感があるスイフト。
ただ、各社が大型化を進める中で、全長3.855mm、車両重量970gというのはすごい。
最上位モデルでも2,087,800円というのは魅力。
28位 トヨタ ハリアー
販売台数13,770台 前年比:66.3%
モデルチェンジ仕立てのため順位が低いが、下期は15位以内に上がってくるだろう。
ランクル、プラドを除けばトヨタ最上級SUV。
街乗りが中心のユーザーから圧倒的に支持が高い。
リセールバリューも歴代高いため、価格は高いがよい買い物だと言える。
29位 マツダ CX-5
販売台数12,655台 前年比:62.6%
登場した当時は、マツダで人気を独占していたが、モデルが増えマツダの中で人気が分散した結果だろう。
BMWやアウディといった海外高級メーカーにどれだけ近づけるか?
国内需要と海外とのバランスが難しいところ。
30位 トヨタ クラウン
販売台数11,826台 前年比:54.1%
国内全体でセダン不振が続く中、クラウンの販売数も伸び悩む。
圧倒的な仕上がりで他車とは比較にならない車。
特別仕様車を投入しテコ入れをするが、いよいよ正念場を迎えている。
マイナーチェンジで息を吹き返すのか!クラウンは永遠であってほしい。
一般社団法人日本自動車販売協会連合会
乗用車ブランド通称名別順位統計データ(軽自動車及び海外ブランドを除く)
まとめ
新型コロナウイルスの影響が大きかった2020年上期でした。下期からは各メーカー巻き返しと立て直しを図ってくるでしょう。
サポカー補助金もあり、税制面でも優遇されています。販売台数不振は買い手側からみると、相見積もりで価格的メリットも享受しやすい。
中古車市場も供給不足で、下期に向けて相場が上がってくると予測されるので、乗り換え時期に来ているなら検討してみるといいでしょう。
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