タイヤローテーションとは?なぜ必要なの?

タイヤローテーションはなぜ必要なのか?ローテーションの時期はどれくらい?

タイヤローテーションって聞いたことがあると思いますが、実際行っていない方もいるようです。

  • タイヤローテーションをいつしたらいいか分からない
  • ローテーションの仕方が分からない
  • めんどうなのでそのまま乗り続けている

など、タイヤローテーションの必要性などが分からない方のために解説しています。

本記事では、一般的な前輪駆動の乗用車を中心にお伝えしていきます。

タイヤローテーションをすることで、タイヤの寿命が延びることが期待できますのでおすすめです。

フロントタイヤに掛かる負担が大きい

フロントタイヤに掛かる負担が大きい。フロントエンジン/前輪駆動/ステアリング操舵

まずはじめに、なぜタイヤローテーションが必要なのかを前輪駆動車で解説していきます。

ローテーションが必要な理由は、前輪と後輪の摩耗に差が出るためです。ですからなぜ摩耗に差が出るかを知ることが大切です。

前輪と後輪で摩耗に差が出る原因は大きく3つ考えられます。

フロントエンジン

ボンネット内にエンジンを搭載する車では、車の前後で重量配分が均等ではありません。ボンネット内にはエンジンの他にトランスミッションや補機類が搭載されています。

それに比べ、自動車の後ろには大きな荷重がかかる部品が少ないです。通常のガソリンエンジン車であればスペアタイヤくらいで、ラゲージスペースが広くとられています。

車種車両重量前輪軸重後輪軸重
ダイハツトコット720kg460kg260kg
トヨタライズ980kg610kg370kg

こちらの表を見ていただけるとお分かりだと思いますが、ダイハツトコットで前輪の重量配分が約64%、トヨタライズで約62%ほどあります。

例外として、トヨタのプリウスなどハイブリッド車の場合は、後部にハイブリッドバッテリーを搭載しているため、後輪の重量配分が高めです。

前輪駆動

前輪に掛かる荷重が大きいうえに前輪で駆動する車をFF車と呼びます。フロントエンジン・フロントアクスル車です。国内の軽自動車、コンパクトカーをはじめ多くの車種に採用されている方式です。

駆動輪にはエンジンが作り出した推進力を路面に伝える役割があります。そのためタイヤへの負担も大きくなるのです。

ステアリング操舵

車の進行方向を決めるのは、ドライバーのステアリング操作によってタイヤの向きを変えるフロントタイヤの役割です。ハンドルを切るフロントタイヤには負担が大きくなります。コーナーリング時は遠心力により、フロントの外側になるタイヤに荷重が大きくかかります。車庫への駐車時の据え切りなども毎日繰り返されるので後輪に比べ摩耗が増えます。

これら3つの要因がフロントタイヤの摩耗を早くさせる原因です。乗り方などで対策が出来ないFF車の特徴ですから、タイヤローテーションをすることをお勧めします。

タイヤローテーションの方法

タイヤローテーションの方法|方向性のないタイヤと回転方向してタイヤの違いは?

タイヤの前後を入れ替えたり、前後をクロスさせてローテーションをさせる作業のことをいいます。

ただし、

・回転方向が指定されたタイヤ
・前輪と後輪でサイズが違う車

などは制約がありますので注意が必要です。

タイヤの回転方向は、タイヤ側面に回転方向を示す矢印が記されているので確認が必要です。

回転方向の指定がないタイヤも前後だけのローテーションは可能です。

前輪駆動車と後輪駆動車でも差がありますからタイヤローテーションはプロにお任せするのがいいでしょう。

タイヤローテーションの時期

タイヤローテーションの時期

タイヤローテーションは一般的に走行5,000km毎に行うと良いでしょう。

走行距離が少ない方なら、車検と法定12か月点検の際に行うことをお勧めします。

車検も法定12ヶ月点検もタイヤの脱着作業がともなうため、整備工場によってはタイヤローテーションを無料で行ってくれるケースがあります。

車検時だけのローテーションでは摩耗の偏りを減らすのは難しいので、ぜひ法定12ヶ月点検を受けて頂くことをお勧めします。

走行距離が多い方は、6か月ごとにローテーションできると理想に近いですね。でも6か月というのはあっという間にきますし、ローテーションにも費用がかかるので難しいという方もいらっしゃいますね。タイヤの購入にかかるコストと照らし合わせて考えて頂ければと思います。

4本セットで工賃コミ30,000円程度のタイヤと100,000円のタイヤでは、コストの考え方が変わりますね。

また、スタッドレスタイヤに履き替える方であれば、履き替えのごとタイヤローテーションをすることもおすすめです。

その場合、外したタイヤがどの位置についていたかを分かるように目印をタイヤに貼っておくといいでしょう。

いずれにしても、タイヤローテーションを効率よく行い、費用を節約していきましょう。

ウッドベルのサービス

ウッドベルでは、車検や法定点検などタイヤの脱着を伴う作業の場合、無料でタイヤローテーションを行っています。

また、スタッドレスタイヤの履き替え時もご要望があれば、指定の位置にタイヤをお付けいたします。

また、タイヤローテーションだけでなく、タイヤに関するご相談、足回りの不調などもしっかり診断・整備いたしますのでお気軽にお申し付けください。

タイヤは安全運転のカギとなる大切な部品です。タイヤのことならぜひウッドベルにお任せください。

ウッドベルのタイヤ4本セットがおすすめなり理由
①国内ブランドタイヤが安い
ウッドベルでは国内ブランドのタイヤを中心に取り扱っています。販売本数が圧倒的に多いため価格を下げて提供することが可能です。
②工賃込みの総額表示で安心
タイヤ4本セットの料金に取替料や消費税も含んだ総額で表示しています。タイヤの価格だけを安く見せるのではなく、総額で安いからご安心いただけます。
③タイヤ4本分のバランス調整付き
新品タイヤを装着したホイールのバランス調整とバランサーと呼ばれるウェイトの費用も含まれています。
④ゴムバルブ4本交換付き
ゴムバルブがパンクの原因となることも多いですから、ウッドベルではゴムバルブ装着のお車ではタイヤ交換とセットでゴムバルブも新品に交換いたします。
⑤廃タイヤ処分費用もコミコミ
産業廃棄物となる廃棄タイヤの処分費用も4本セット特価に含まれています。
⑥車のお悩みは何でもおまかせ
国土交通省の指定工場であるウッドベルには国家資格を保有したプロ整備士が勢揃いしています。タイヤだけでなく、足回りの違和感やエアコン不調、エンジン不調などお気軽にご相談ください。最新設備でしっかりと故障診断をいたします。
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