リアバンパーの中にあるバックパネル損傷の修理事例
こんにちわ。
今日はバックパネルの補修塗装です。
追突事故やバックでの不注意による事故など、リア周りに関する修理も多いですね。
そんな修理でよく直すのが、バックパネルです。
バックパネルって何?という方も多いと思います。しっかり説明しています。
バックパネルって何?
バックパネルとは、リアバンパーを外すと見えるトランクの一番後ろのパネルの事です。
追突事故やバックで誤ってぶつけた時に見た目ではわからないですが、意外とへこんでいることが多い。
バンパーは樹脂製なのでへこんでもある程度元に戻るんですが、バンパーの中で、ボディー側のパネルまで損傷していることがあるからです。
それでは、修理を見ていきましょう。
目次
塗装下地を作る(サフェーサー塗装)
①下の写真は補修後、サフェーサーを塗装した状態です。
板金したのちに、パテにて補修します(今回は説明省略ですみません)
その後、サフェーサーという塗装の下地を塗装していきます。
塗装準備
②サフェーサーを研ぎ、塗装範囲を大きめに足付します。
サフェーサーを研ぎ、塗装する範囲の汚れを除去し、足付けしていきます。
足付けをしたら、しっかりと脱脂をします。
塗装範囲以外にマスキング
③塗装範囲をマスキングします。
バンパーつけると見えないところではありますが、しっかり丁寧に仕上げます。
見えないところだからと雑な作業では一流とは言えませんから。
見えないところへのこだわりも、お客様の事を思うからこそです。
塗装終了後、乾燥作業
③塗装後、ヒーターで乾燥させます。
④別角度から。
ごめんなさい。
塗装中の写真を取り忘れてしまいました。
塗装エリアは外板パネルと比べるとわずかなもの。
塗装ガンで作業している時間もアッと言う間でした。
でも、誰にも見てもらえないこんな場所も、塗装している本人としてはこだわりがあり、
やりがいがあります。ボディー表面とは違い、クリアー塗装でキラキランしてしまっては、
いかにも塗装しましたというテイストになってしまいます。
そのあたりのテイスト、風合いを再現するのが醍醐味です。
マスキングをはがし完了です。
⑤塗装完了です。
ハイ!出来上がり。
いかがですか?綺麗に仕上がっていますよね!
見てください。この仕上がりを!
この後、小部品を取り付け、新品バンパーを取り付けて、完成です。
ナンバー球の配線などを外していますから、完成検査もきっちり行います。
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