スイフト(ZC72S)H26年式 板金修理(板金~パテ工程)
こんにちは。
ウッドベル花岡の大西(勝)です。
今日はサイドシルの修理で、設備等も紹介をさせてもらいます。
クルマはスイフトです。オシャレなツートンカラーですね!
リフトアップで作業しやすい高さにセットします。
サンディングブースに車両を持ってきて、リフトアップします。
リフトに乗せたままで作業するのではなく、タイヤを乗せる馬に、車両を乗せます。
こうすることで車体が安定します。
リフトアップしたままでの作業は、車両がバランスを崩して脱落するおそれがあります。
安全第一で作業をしていきます。
目次
スタッドワッシャーで引き出し板金
スタッドワッシャーを損傷部位にくっつけて、均一に引き出していきます。
この作業は一度で一気にへこみを戻すのではなく、少しずづ引き出し行くのがコツです。
パネルテンショナー
パネルテンショナーというパテは、紫外線により硬化させる特殊なパテです。
通常は赤外線で20分ほど乾燥させる必要がありましたが、パネルテンショナーを使えば30秒ほどで硬化完了。
時短だけでなく、薄い鉄板やあまり熱をかけたくない部分の補修にも大活躍です。
パテ研ぎ
乾燥させたパテを研いでいきます。
見て下さい、この手の動きを!早くて焦点が合いません。
パテを研ぐ際は、素早く手を動かすことが大切です。
ゆっくり動かすと、手の圧力がバラつき、補修面を平滑にすることが出来ません。
ニンジンの皮を、皮むき器で剥く時と同じかな?素早く引くと綺麗に皮がむけますよね。
床下集塵システムでクリーンな作業環境
修理箇所のグレーチング部分だけ吸い込み口を開きます。そうすることで勢いよく周辺の空気をしますので
パテの粉が舞い散ることなく集塵してくれます。
ダブルアクションなどでサンディングする際は、集塵ホースをこの穴につなげることで、効率よく吸ってくれます。
大型のモーターでファンを回していますから、吸い込む力が凄いですよ~
まとめ
今回は、板金~パテの工程をご紹介しました。
サンディングブースにリフトがあるので、サイドシルなど下回りの修理も問題なく作業できます。
車の修理は、低い位置の修理がほとんどです。とくに今回のサイドシルは、内輪差で縁石になどに乗り上げることで大きくへこみます。
キズをともなうへこみは、錆や塗装剥がれの原因になりますから、修理しておくことをお勧めします。
板金・塗装なら技術に自信のウッドベル花岡店までどうぞ!!
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