【ボディー磨き】NBOXの側面塗装の磨き仕上げ
自動車の補修は塗装して終わりではありません。
塗装されたボディーを乾燥工程にてしっかりと硬化させた後に磨き工程があります。
本日は塗装後の磨き工程についてお話していきます。
目次
磨き道具を紹介(ポリッシャーとバフ)
一枚目の写真は、ポリッシャーとバフです。
ポリッシャーはシングルアクションのもので磨いていきます。
使用するバフの種類も複数あり、用途や磨き工程、使用するコンパウンドによって変えていきます。
毛が付いたものも、毛の長さによって用途が変わります。
毛足が短いものは、塗装面の肌調整
毛足の長いものは、バフ目消しといった感じです。
プロ仕様のコンパウンドで仕上げます
続いて、コンパウンドとトレカットです。
こちらのコンパウンドはG&T社のプロ仕様のコンパウンドです。
6,7種類のコンパウンドを用途によって使い分けています。
その際、コンパウンドだけでなく、バフも取り替えます。
また、広い面を磨いているとバフの毛がコンパウンドで固まってくるので、
作業の途中で適時、バフを清掃しながら磨き作業を行っています。
磨き作業
まずは塗装面のブツをチェックします。
塗装はブース内で行いますが、どうしても埃がや塗装のブツが付いてしまいます。
塗装面にスプレーガンで塗装するため、パネルには静電気が発生しています。
また、スプレーガンのエアに吸い寄せられ、埃が塗装面についてしまいます。
塗装中もチェックし、除去できるものは塗装中に除去します。
それでも最終残ってしまったものは、磨き工程で取り除きます。
そのために、ブツを削り取るトレカットという目の細かい2000番~3000番のブツ取り専用のサンディングペーパーを使用します。
折角綺麗に塗りあがった塗装面をペーパーを当てるので、不思議に思う方もいますが、このぺーパー跡は、
コンパウンドを使った磨き工程で除去していきますからご安心を。
肌感のチェック(肌調整~仕上げ)
新車の塗装面も、鏡のような鏡面仕上げではなく、うろこのようにモコモコした肌感です。
この肌はメーカーによって全然違います。
ですから、元の塗装面と比較しながら肌調整をしていきます。
ボディーの塗装面は基本的に腰の高さより低いですから、足腰がかなり鍛えられますね!
お客様の喜ぶ顔を想像しながら、心を込めて磨き上げていきます。
組み立て、最終外観チェック
さあー磨き終われば、最終組付し、外に出して最終外観チェックです。
この後、再コーティングし、完成検査ののち納車させて頂きました。
新車時にコーティングを施工される方も多いです。
新車から年が余り経っていなくて、コーティングの保証期間なら保険修理なら
保険でコーティングも再施工できます。
事故の修理も受け付けていますので、お気軽にご相談ください。
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