【自動車修理】塗装時のマスキングについて

自動車修理の鈑金作業が終わると、塗装作業に移ります。

今回は塗装作業のうち、マスキングについてお話していきます。

今回は、ホンダフィットの右クォーターパネルの修理ですね。

今回は、写真に番号をつけていますので、その順番に沿ってご説明します。

 

①塗装面との隣接箇所のマスキング

まずは、マスキングテープを使用し、塗装する箇所をかこっていきます。

今回のパネルのようにカーブが多い場合は、マスキングテープを小まめに切り、

カーブを綺麗になぞるようにマスキングしていきます。

ここで手を抜くとマスキングテープにしわが入ったり、浮いたりして塗装ミストが他の面に入ってしまうなどの不具合が発生します。

 

ペーパーマスキング

一通りマスキングが終われば、ペーパーマスキングで囲っていきます。

 

塗装面周辺は、スプレーガンによる塗料が多く付着しますので、

塗料が浸透しにくい特殊なペーパーマスキングを使用します。

ビニールタイプでも、塗料が浸透しにくいものもありますが、

ビニールの場合、どうしてもしわや風で波打つなど埃などの付着の原因にもなります。

基本的にはこの写真のようにマスキングしていきます。

 

②ビニールマスキングで車の全身を覆います。

 

続いて、車全体を覆ていきます。よくYouTubeなどの動画などで塗装しているものを見ると、

部分マスキングで塗装しているものを見かけます。

バンパー下部の一部のみとかのならいいのですが、基本的には車全体を覆うのがセオリーです。

塗装ブースはプッシュプル式の天井から床へと風速0.2m/sほどの気流があります。

ですから、塗装ミスとがブース内に滞留し続けることはないですが、クリアー塗装などエア圧を高く設定して

塗装している際は、瞬間的にミストが塗装ブース内に舞うことになります。

ですから、お客様の大切な車にミストを付着させないように全身をビニールマスキングで覆います。

大きな車の場合は、キャノンコロナシートという大きなビニールで全身を覆います。

このビニールは再利用せず、毎回新品のものでマスキングさせて頂いています!

 

③クリアー塗装のぼかし際処理

クォーターパネルのぼかし際に、ベースコートのミスとが掛からないように、ペーパーマスキングで囲います。

この部分はクリアー塗装時には、はがして仕上げていきます。

クリアー塗装は基本2回塗りで仕上げています。

ぼかし塗装をする場合は、1回目より2回目の方が塗装エリアを広げていきます。

そして、最終ぼかし際には、ぼかし剤を混ぜたクリアー塗料で塗り際をぼかしていきます。

失敗して塗り直しが効かない部分ですから、急がば回れで、しっかり準備して塗装していきます。

 

まとめ

このように、塗装のマスキングも奥が深いものです。今回の事例はほんの一部です。

他にもいろんな箇所で、工夫を凝らしてマスキングをしています。

マスキングが雑だったり、不十分だと、塗装の仕上がり品質にも影響がでます。

ですから、日々試行錯誤し研究し続けています。

修理にお時間が掛かる場合は、お待たせすることもありますが、何卒ご了承くださいますようお願いします。

修理のご用命はウッドベルまでご連絡お待ちしています。

 

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