NBOXの側面の補修塗装事例(色:ガンメタ)マスキング~塗装偏
こんばんは!花岡店 塗装の大西(伸)です。
今日はNBOXのキズ修理、塗装をしました!
修理作業のご説明をさせて頂きます。
スライドドアの交換とクォーター・リヤバンパーのキズ修理ですけど、
色の違いが出ないようにと、色がガンメタ系のため塗りムラにならないように、
今回は前から後まで側面を塗装しました。
目次
塗装面以外を丁寧にマスキング
まずはボディー側を丁寧にマスキングします。
塗装面は、左フロントフェンダー、左フロントドア、左クォーターパネル、ロッカーパネル一部です。
ドアミラーやアウターハンドルなども丁寧に取り外し、綺麗な仕上げを心がけます。
マスキングをの丁寧さが、塗装の仕上がりに影響します。
リアドアのとリアバンパーのセッティング
塗装前↓
続いて、リアドアを塗装台にセットします。
新品ドアですから、しっかり足付けした後、脱脂します。
裏表ともに塗りますから、専用の台にセットしています。
リアバンパーは補修でぼかし塗装になります。
補修箇所と反対面に塗装ミストが掛からないようにマスキングしておきます。
マスキングが浮いている箇所は、最終クリアー塗装前にはがします。
クリアーぼかし部分に、ベースコートが掛かってしまうと、綺麗にぼかすことが出来ません。
この辺りもプロならではのこだわりポイントです。
塗装作業完了
見ての通り、ほぼ全面塗装しています。
フロント部は、フェンダーのボンネットとの合わせ面のみ色を付けていません。
これで、塗装していないボンネットとの色違いも出にくくなっています。
塗装後は・・・
この後、リアドアを組み付けて、塗装仕上がりを工場外で確認し、磨き仕上げとなります。
塗装したらそれで終わりではなく、塗装時に付着した微細なブツを取り除いたり、
塗装面の肌の具合を元のパネルに合わせるように磨いていきます。
新車の塗装ラインでも完璧には塗装できないので、ブツ取り作業をしているのですよ。
磨き終わると、最終組付け、各部の動作確認。
完成検査を行います。
キズの修理って、キズの箇所の周りだけを塗装するって思われていますが、
実際にはこのように大がかりな塗装になっています。
極小さい範囲で部分塗装も不可能ではないですが、時間と共に塗装部分が浮き出てきます。
また、リアドアのみでフロントドアを塗らないと、NBOXのようにとなり合わさる面が大きいと、
色の違いが出てしまい、仕上がりが難しい。
ご予算によっては、フロントドアのぼかし無しも可能ですが、
基本の見積には、このような作業を盛り込んでおります。
お見積りは無料ですから、お気軽にお問合せ頂ければと思います。
国産車、輸入車を問わず多くの修理実績がございます。
皆様のご来店を心よりお待ちしています。
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